カナロコより 「佐賀・武雄市図書館に行ってみた(上)」 (神奈川新聞 2014.1.20)

佐賀・武雄市図書館に行ってみた(上)「公共」置き去り?、カフェ併設来館者3倍に
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401200001/

・心地よく、都会的な雰囲気。だが落ち着いて見回すと、利用者に優しくない面も浮かび上がってくる。
・子ども向けの本が、大人の背丈よりも高い位置に並び、傍らには「係員に声をかけて」の表示が。
 子どもは一人で好きな本を選ぶこともできない。
・はしごに登らなければ何が並んでいるかさえ分からない武雄の高い書架は「開架」でありながら、
 実質的に「閉架」といえる。
・改装の際に事務室などを削り、来館者用のスペースを8割ほど増やしたものの、
 入り口近くの「一等地」はスタバや売り物の本で占められている。
・数値やカフェにばかり関心が集まり、「公共図書館とは?」という肝心の議論が
 置き去りになっている感は否めない。


こういった記事が、地元・佐賀ではなく神奈川の新聞に載る。
神奈川新聞の記者さんのツイートを見て納得。
「ツタヤと図書館流通センターが協働でつくる市立海老名図書館を、これから扱っていく上での入口となる記事です。」
「まずは「ツタヤ図書館とは?」を整理してから、これが神奈川の図書館事情の中でどう受け入れられるのか、をまた描いていく予定です。」

こうした記事が多くの人の目に触れ、図書館について考えるきっかけになればいい。
続きにも期待したい。

でも、大部分の武雄市民は、この記事を知ることさえないんだろうな。


※ 追記

↓ 早速まとめてくださっていた。
togetter:神奈川新聞 "佐賀・武雄市図書館に行ってみた(上)
 「公共」置き去り?、カフェ併設来館者3倍に"とその反応

 @Kiyosuke0418 さんより
 http://togetter.com/li/618612